はじめに|この記事で分かること
最近は、出産や育児に関する休業制度が充実してきました。
周りでも、育児休業を取得する男性が増えてきたなと感じる今、同じ時期に夫婦で育休をとることに興味をもつ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、我が家が夫婦同時育休をとった時に、実際に準備しておいて役立ったことを3つご紹介します。
✅ 夫婦で育休をとる予定だけど、どんな準備が必要か不安
✅ 我が家は夫婦で育休をとれるのか?と考え中
という方に、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
我が家がやっておいてよかった事前準備3つ
我が家は「なんとなくいいかも」という気持ちから、夫婦同時育休をスタートしました。
そのため、あまり事前準備をキッチリしていたタイプではありません。
そんな我が家でも「これだけはしておいてよかった!」と思える準備がありました。
実際には大きなトラブルなく過ごすこともできたので、ぜひ参考にしてください。
① 毎月のおよその生活費の把握&2~3ヵ月分の生活費を確保
夫婦で同時に育休を取得すると、育児休業給付金の支給までに2~3ヵ月のタイムラグがあります。
そこで心配なのがお金のこと。
私がやっておいてよかったと思う1つめは、毎月の生活費を把握していたことです。
日ごろから家計簿をつけていたことで、
- 月にいくら必要か
- 削れない支出はなにか
が明確になっていました。
そのうえで、給付金が支給されるまでの2~3か月分の生活費を準備し、余剰資金を確保。
これがあったことで、給付金の支給が遅れても、安心して過ごすことができました。
妊娠・出産は家計の見直しのチャンスでもあります。
ぜひ一度「我が家は一か月いくらで生活しているのか」を考えてみてください。
② 出産にかかる費用の備え
生活費に加えて、出産の際には出産・入院費用がかかります。
私が第一子を出産した病院では、出産育児一時金ではカバーしきれない費用(約13〜15万円程度)が必要でした。
その金額を事前に確認し、現金で用意しておきました。
また、子どものための準備品にもお金がかかります。
私は「出産応援給付金」(私の自治体では母子手帳交付時に手続き、5万円の振込)をこれに当てました。
💡 お金の不安を軽くするには、「事前の見通し」と「備え」がカギ!
お金の心配が少なくなると、出産や育児にしっかり気持ちを向けられます。
気持ちのゆとりを生むためにも、出産前の備えは本当におすすめです!
③ 家事・育児の分担方針を「なんとなく」決めておく
3つめは、家事・育児の分担方針を「なんとなく」でも話し合っておいたことです。
我が家では、食事に関する分担だけは決めておいて、その他は流動的に対応するスタイルにしました。
やりながら、二人にとって心地よい方法を探っていく形です。
実際に育休が始まってから、話し合いながら生まれた我が家のルールはこちら👇
- その都度、やりたい度(or やりたくない度)を正直に言い合う(数字などで)
- やりたい度が高い人がやる
- 同じくらいだったら、じゃんけん!
言葉の裏を探る必要がなくなり、気持ちの負担が軽くなりました。
💡 育休が始まってからの方が、話し合う時間を取りやすい家庭も多いと思います。
だからこそ、事前は「だいたいこんな感じで」と軽く話し合っておくのがおすすめです。
育休中に試行錯誤しながら、気持ちや考えを丁寧に言葉にして、ルールを育てていけばOK!
我が家にとっては、「お互いの感じ方の違いを知る」「自分の気持ちを正直に伝える」ことを学べたのも、大きな収穫でした。
まとめ|「なんとなく」でも、ちょっとの備えが心の余裕に
「なんとなく」で始めた我が家の同時育休ですが、実際にやってみて「これだけは準備しておいてよかった!」と感じたことを振り返りました。
同時育休は、生活や気持ちの変化が大きいからこそ、少しでも事前に備えておくことが安心感につながります。
特にやってよかったのはこの3つ:
- 毎月の生活費を把握し、2〜3か月分の生活費を確保
- 出産・入院・育児グッズなどに備えたお金の準備
- 家事・育児の分担方針をざっくり話し合っておく
完璧な準備じゃなくて大丈夫。
「これだけはやっておこう」と思える備えが1つでもあれば、それだけで心がラクになります。
これから夫婦で育休を取ろうとしている方の参考になれば嬉しいです!

この記事を書いた人
2歳の息子と夫と暮らす30代主婦。現在第二子妊娠中。
”育児と暮らしをちょっと快適に”をテーマに、子育て・ハンドメイド・学びの記録を更新中。