「子育てしながら、何か将来に役立つことを始めたいーーー」
そんな想いから、私は簿記3級の資格取得にチャレンジしています。
30代・一児の母・専業主婦の私が、出産前の約2か月間で合格を目指して、日々コツコツ勉強中です。
この記事では、使用した教材やタイムマネジメント法、そして最初の1ヵ月間の勉強の様子をお伝えします。
育休中や家事・育児の合間に資格取得を考えている方に、少しでも参考になれば嬉しいです!
簿記3級|チャレンジのきっかけ~申し込み
第2子の妊娠を機に、フルタイムの仕事を辞め、専業主婦になった私。
「今だからこそ、何か新しいことに挑戦したい」ーーーそんな思いで、簿記3級の取得を目指すことにしました。
資格に興味を持ったきっかけや、紙の統一試験とネット試験の違い、ネット試験の申込手順については、↓こちらの記事で詳しくご紹介しています。
勉強方法や教材を決める
ネット試験の申し込みを終え、試験日を決めたら、いよいよ勉強開始!
私は、締め切りや期限が決まらないと、動き出せないタイプ。
ようやくここで、勉強方法について、真剣に考え始めました。
勉強方法を決める|できるだけ予算を抑えて勉強したい
さて、どうやって勉強したらいいのか?
悩みながらも、考えたのは次の2点でした。
- しっかり内容を理解して、確実に合格したい
- できるだけお金をかけずに、取り組みたい
そんな思いから、いろいろと調べた結果、私が選んだのは、YouTube動画で学ぶ方法です。
中でも、【簿記系YouTuber?】ふくしままさゆきさんの動画に出会い、これを軸に学習を進めていくことにしました。
簿記の知識ゼロだった私にとっては、最初に、勉強の進め方そのものを解説してくれている点がとても参考になりました!
また、動画の概要欄に、練習問題も用意されているので、最初は問題集を買わず、YouTubeだけで勉強を進めてみようと決めました!
子育て主婦のタイムマネジメント|勉強時間はいつ取る?
約2ヵ月後の試験までに、合計100時間勉強を目標に掲げました。
2か月で100時間
→1ヵ月で、約50時間
→1週間で、約12~13時間
では、この時間をどうやって捻出するか?
一見、フルタイムの仕事を辞めて、専業主婦になれば、時間があるように思えますが、実際は違いました。
家にいると家事や育児で、あっという間に一日が過ぎてしまうんです。
日中は急な予定が入ることも多く、勉強のためのまとまった時間を確保するのは、意外と難しいと感じていました。
そんな中で、自分の時間を取りやすそうなタイミングを考えてみました。
- 早朝
- 日中のスキマ時間
- 夜の寝かしつけ後
ただし、夜の寝かしつけ後は高確率で寝落ちしてしまうことが多かったため、夜の学習は断念。
そこで、私が実践することにしたのは、
★子どもと一緒に早めに就寝し、朝早く起きて勉強時間を確保すること
さらに以下の工夫も取り入れました
★日中のスキマ時間を活用
★週末はパートナーの休みに合わせて、日中に勉強時間を確保(予定のない日に限る)
いよいよ勉強スタート!
1週目|まずはYouTubeでインプット
- 1週目の学習時間:6時間
- 1週目にやったこと:YouTube動画(①~⑦)を視聴&練習問題に挑戦
勉強を始めた1週目は、朝活を中心に毎日30分~1時間の学習時間を確保していました。
とはいえ、週末は外出がつづき、日中のスキマ時間も思うようには取れず、1週間の合計時間は6時間ほど。
目標の半分程度となり、少し悔しさも感じました。
簿記の勉強は始めてだったので、YouTube動画は板書をとるようなイメージで、ノートとペンを用意して真剣に視聴。
ところどころ「ちんぷんかんぷん…」な部分もありましたが、まずは「全体像をつかむ」ことを目的に、動画を一通り見て、練習問題に取り組むことに集中しました。
2週目|学習時間は目標の半分…スキマ時間活用のためアプリを導入。
- 2週目の学習時間:6.5時間
- 2週目にやったこと:YouTube動画(⑧~⑰)視聴/仕訳アプリの導入・実践
2週目も、朝活を中心に1日30分~1時間の勉強時間を確保しました。
週末には、近くのファストフード店で、朝の2時間を使って学習。場所を変えることでいい気分転換にもなりました。
この週は全25本中17本目の動画まで進み、学習ペースとしては、順調と感じていました。
しかし、学習時間合計は6.5時間と、やはり目標(12~13時間)の半分程度。
朝や週末の時間は確保できている
あとは「スキマ時間」の使い方だな
そう感じた私は、スキマ時間の勉強ツールとしてアプリを導入しました。
使用したアプリ:パブロフ簿記3級lite
アプリストアで「簿記3級」と検索すると、いろいろな選択肢が出てきますが、
私は、口コミ評価も高かった「パブロフ簿記3級lite」をダウンロードしてみました。
- 仕訳問題がレベル別に整理されていて、初心者でも取り組みやすい
- 間違えた問題だけを復習できる機能が便利
アプリならではの利便性もあり、
- 子どもが一人遊びしてくれている時間
- ついスマホでSNSを見てしまいがちな時間
を、学習タイムに変えることができました。
なお、スキマ時間での勉強は学習記録にカウントしていませんが、1日あたり10〜20分ほどのプラスに。
積み重ねれば、確実に差がつくと感じました。
3週目|ペースダウンとモチベーションの波。踏ん張りどころの週
- 3週目の学習時間:3時間
- 3週目にやったこと:YouTube動画(⑱~⑲)視聴
3週目は学習時間が3時間と、大きく減ってしまいました…。
朝はいつも通り起きていたのですが、「朝活が順調に回ってきたぞ!」という油断から、趣味のハンドメイドにも手を出したくなってしまい…
気づけば「ちょっとだけ」のつもりが、夢中になってしまい、簿記の勉強時間が圧迫されることに…。
やっと簿記の勉強をスタートさせた!と思ったら、いつもより早く子どもが起きてきて…
振り返ると、少し慣れてきたことで、油断してしまったことが勉強時間減少の要因でしたね。
また、学習内容の変化によって、モチベーションの低下も感じる週でした。
というのも、学習に使用していたYouTube動画の18本目が「総復習問題(やさしめ~標準)70問」となっており、それまで1日1~2本ペースでサクサク進んでいた動画視聴のペースが、ガクッと下がったような感覚になりました。
そして、それに追い打ちをかけたのが、この総復習問題の正答率…
初回チャレンジの正答率は、約50%ほど。
「1回目ならこんなもの。繰り返せば伸びる!」と頭ではわかっていたものの、やっぱり正直ショックはありました。
でも、間違えた問題は、2周目で正答率が上がるように、しっかり振り返りをしました!
勉強に慣れてきて、内容の全体像も把握できてきたかな、と感じるころ
ここが、1回目の踏ん張りどころだったと感じます!
仕訳の正確さはまだ不安定でしたが、「できなかった問題をそのままにしなかったこと」が後の学習に大きく活きていると実感しています。
4週目|学習はようやく1周。演習強化のため問題集を導入!
- 4週目の学習時間:4.5時間
- 4週目にやったこと:YouTube動画(⑳~㉓)視聴、問題集の購入
最初の1ヵ月で「合計50時間の学習」を目標にしていましたが…
3週目までの学習時間を振り返ると、なんと合計15.5時間!
「これはマズイ…」と危機感が一気に高まりました。
ちょうどこの週は、祝日や家族のイベントが目白押し。
予定が詰まると、体力的にもキツくなり、正直「今日は勉強スキップしたい」と思いかけたことも…。
それでもなんとか、4.5時間を確保して、最初の1ヵ月で総勉強時間は、合計20時間に!
YouTube動画は、全25本中23本目まで視聴。
問題演習にはまだ不安がありましたが、ようやく簿記3級の全体像が少しつかめてきたかな、という手ごたえもありました。
とはいえ…
- 試験本番ではどんな風に出題されるのか
- 正答率がまだまだ低い…もっと演習を増やしたい!
という思いから、紙の問題集も取り入れることにしました。
私が選んだのはTAC出版の
『合格するための本試験問題集 日商簿記3級』
解説はYouTubeで十分。本番形式の問題にたくさん触れたい!
そんな理由でこの問題集を選びました。
この週は購入だけで、実際に解き始めたのは翌週から。
使用した感想や活用法は、次の記事で詳しくまとめていきますね!
今後の学習計画(5週目~受験直前まで)
1ヵ月目の学習は思うようには進みませんでしたが、目標は「2ヵ月で簿記3級合格!」です。ここからが本番!
気持ちを新たに、残り1ヵ月も計画的に、頑張っていきたいと思います♪
使用予定の教材と学習ペース
後半戦で使う教材は、前半と同じく3つです。
- YouTube動画(ふくしままさゆきさん)
- 紙の問題集(TAC出版)
- 仕訳アプリ(パブロフ簿記lite)
それぞれの活用方法と学習ペースを以下にまとめます。
YouTube動画 【ふくしままさゆきさん】
・2周目の視聴で、内容理解を深める
・5~6週目までには、動画全25本を2周完了を目標に!
1周目で「とにかく全体像をつかむ」ことを重視していましたが、2周目では「苦手ポイントの整理と克服」を意識して視聴していきます。
紙の問題集 合格するための本試験問題集 日商簿記3級』(TAC出版)
・本番形式の問題になれるために活用
・5~7週は各設問パターンごとに演習
・8週目は模擬試験で全体を総復習!
5週目 | 第1問の対策 | 仕訳問題 |
6週目 | 第2問の対策 | 補助簿・帳簿問題など |
7週目 | 第3問の対策 | 精算表・試算表など |
8週目 | 模擬試験で仕上げ | 本番形式に慣れる |
アプリ パブロフ簿記lite
・スキマ時間の活用に最適
・仕訳問題の復習に引き続き活用
・「間違えた問題だけ復習」機能を使って、短時間で効率よく復習!
ポイント
- 朝時間と週末時間はこれまで通り時間確保を継続!
- 後半の1ヵ月で30時間は確保し、合計50時間を新たな目標に設定!
- 問題演習中心の学習で、アウトプットに時間を使う!
おわりに
30代・一児の母・専業主婦のリアルな簿記学習記録(前半戦)でした。
初めての簿記学習、子育てと両立しながらの挑戦に、不安や葛藤もありましたが、1ヵ月目の学習を、なんとか継続できたことは、自分にとって大きな成果だと感じています。
この1ヵ月で感じたのは、「勉強時間の確保」が一番の課題。そして、簿記のように覚えることの多い学習では、「毎日コツコツ」がやっぱり大切だということです。
YouTubeでの学習は、まるで授業を受けているようで、自分にはとても合っていました。分からないところがあっても、動画の中で励まされたりすると、なんだか頑張れる気もして…。
当初は「2か月で100時間勉強する」と意気込んでいましたが、1ヵ月目を終えてみて、目標を現実的に修正することにしました!
新たな目標は
2か月で50時間勉強して合格する!
1ヵ月目と同じペースで進められれば、問題演習にしっかり取り組みながら、合格も十分狙えるのでは?と感じています。
2か月目の学習の様子やネット試験の本番のレポートも、また記事にまとめていきたいと思っています。
合格体験記を書けるように…
のこり1ヵ月もコツコツ勉強を続けていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪