「子育てしながら、何か将来のために勉強したい!」
そんな気持ちから、私は簿記3級の資格取得にチャレンジすることにしました。
30代・一児の母・専業主婦の私が、第二子出産前の約2か月間で簿記3級合格を目指して勉強中です。
この記事では、チャレンジのきっかけや、受験申し込みまでの流れをまとめました。
育休中や家事・育児の合間に資格取得を考えている方へのヒントになれば嬉しいです!
簿記3級|チャレンジしようと思ったきっかけ
専業主婦 何か資格を取りたい!
一人目の育休復帰後は、フルタイムで仕事をしていた私。
しかし、二人目の妊娠がわかり、家族と相談した結果、フルタイムの仕事を辞めて、専業主婦になることを決めました。
これまで仕事に出ていた時間が、家事や育児、そして自分のためにも使えるようになり
「何か将来のために勉強したい」
という気持ちが湧いてきました。
FP3級は取得済み。次に生かせる資格って?
フルタイムの仕事をしていた頃から、家計管理は私の担当。
1人目の育休中には、お金に関する基礎知識を身に着けたいと思い、ファイナンシャル・プランナー技能士(FP)3級を取得しました。
ライフプランニング、資産運用、税金、保険、不動産、相続などの幅広い分野の基礎知識を学べたことは、とてもプラスになりました。
でも、専業主婦として家計を預かる立場になり、自分自身の収入がなくなったこともあり、将来のお金への不安は尽きません。
「もっと実践的なお金の知識を身につけたい」
そう思い情報を調べる中で、「簿記3級」という資格に興味をもつようになりました。
長期目標:1年で簿記2級まで取りたい!
簿記の学習をすることで、お金やものの出入りを記録する方法を学び
決算書などを「書ける・読める」ようになることが目標です。
まずは、簿記3級を取得し、
・家計管理の考え方の参考になればいいな
・資産運用で投資している企業の決算書や財務諸表が読めるようになりたい
と考えるようになりました。
さらに、将来的には、趣味で続けているハンドメイドで商品を作り販売してみたい!という夢もあります。
その夢を叶えるためにも、簿記2級まで学習し、原価計算などの実践的な知識を身につけたいと思うようになりました。
このした目標を考えたのは、第二子の出産の約半年前。
そこで「出産までに簿記3級を取得し、その後、育児をしながら簿記2級を目指す!」という1年間の計画を立てました。
受験方法を調べる(紙試験とネット試験)
「ひとまず簿記3級取得を目指してみよう!」と決めたものの
これまで簿記を勉強したことは、一度もありません。
まずは、試験の概要や受験方法について調べるところからスタートしました。
情報を収集していくうちに、「簿記」といってもいくつか種類があることが分かりました。
・全商簿記:主に商業高校の学生向け
・全経簿記:経理関係の職業訓練校などで使用されることが多い
・日商簿記:日本商工会議所が実施しており、社会人にも広く認知されている
その中でも「日商簿記」は、
・受験層が幅広く、社会人や学生など多くの人に知られている
・就職や転職の際にもアピールしやすい資格
・紙の統一試験(年3回)に加えて、随時受験可能なネット試験(CBT方式)も実施されている
という理由から、「日商簿記(日商簿記検定試験)」を受験することに決めました。
日程・会場を確認してネット試験を選択
紙の統一試験は6月/11月/2月の年3回実施されています。マークシートや記述式で、全国の指定会場で一斉に実施されます。
紙試験(統一試験)のメリット
・試験勉強の締め切り(検定日)が決まっているので、計画が立てやすい
・過去問が多く出回っていて、対策しやすい
・紙に書く形式なので、手書きに慣れている人には向いている
紙試験(統一試験)のデメリット
・試験日が限られているので、タイミングが合わないと待つ必要がある
・試験結果が出るまで時間がかかる(2~3週間程度)
一方、ネット試験(CBT方式)は、全国のテストセンターで随時受験できます。パソコンを使って解答するCBT(Computer Based Test)方式が採用されています。
ネット試験(CBT方式)のメリット
・好きなタイミングで受験できる。(※ただし、統一試験の前後などは実施されない期間があるので注意)
・試験終了後にすぐ合否が分かる(試験終了直後に合否が表示される)
・実施頻度が高いので、体調不良などの時にもすぐに再チャレンジが可能
ネット試験(CBT方式)のデメリット
・パソコン操作に慣れていない場合は、焦る可能性あり
・紙試験と少しだけ出題形式や配点が異なる場合がある
・会場によっては、予約が取りにくい時期もある
私の場合は、
7月中旬日出産予定日を控えているため、統一試験の日程だと不安がありました。
パソコン操作には慣れているので、CBT方式でも対応できそうと判断し、
ネット試験を選択することにしました。
会場も、主要駅からすぐ近くのテストセンターがあることが分かったため、アクセス面でも問題なさそうでした。
いざ申し込み!
ネット試験で受験しよう!と決めたものの…
申し込み方法がよく分からない
ここで、少しつまづいてしまいました。
日商簿記ネット試験(2,3級)の申し込み方法は2種類ある
日本商工会議所のサイトを確認すると、ネット試験の申し込み方法には、2通りあることがありました。
以下に、簡単にそれぞれのメリットとデメリットをまとめます。
・インターネット申込方式
【メリット】
24時間いつでもオンラインで予約・キャンセルができる
空き状況がリアルタイムで確認できる
受験票がメールで届くなど、手続きが簡単でスムーズ
【デメリット】
パソコンやスマホなどの操作にある程度慣れていないと不安を感じることも
・会場問い合わせ方式
【メリット】
人を介して予約できるため、オンライン操作に不安がある人でも安心
【デメリット】
空き状況の把握や予約確定までにタイムラグがある
対応の仕方は会場によって異なり、問い合わせ先が分かりにくいことも
私は、「いつでも予約・キャンセルができる」点が魅力で、インターネット申し込み方式を選びました。
基本的には「インターネット方式」の方が手軽でおすすめですが、
・オンライン操作に不安がある方
・特別な事情で相談が必要な方(アクセシビリティ対応など)
の場合は、「会場問い合わせ方式」が役立つこともあるかもしれません。
インターネット申し込みにはCBTSの登録が必要
インターネット申し込み方式では、CBTS受験者専用サイトでアカウントを作成し、ログインする必要があります。
CBTS(CBT-Solutions)は、日商簿記をはじめとする、多くの資格試験をオンラインで提供する公式の受験ポータルサイトです。
私も最初、日本商工会議所のサイトからリンクをたどって、CBTS(CBT-Solutions)にアクセスしたのですが
「他の検定(漢字検定やIPAなど)も載っているけど、本当にここであってるの?」
と少し不安になりました。
しかし、CBTSは多くの資格試験の窓口になっている公式のサイトであることがわかり、安心して登録、ログインできました。
ログイン後は、画面の案内に沿って、以下の手順で申し込みを進めました。
1.申込内容の入力 試験の種類や受験日時、テストセンター名を選択
2.登録情報の確認 氏名・連絡先などを確認(初回のみ登録が必要)
3.支払方法の選択 クレジットカード、コンビニ支払、Pay-easyなどが選択可能
4.申込内容の確認・確定
以上で申し込み完了です!
ちなみに、CBTSのマイページでは、申し込み情報の確認・キャンセルもできるので、試験日まで安心して準備することができます。
さいごに
ネット試験の申し込み手順について、私自身がつまづいたポイントや気づきをシェアしました。
これからネット試験を受ける方が、少しでもスムーズに準備を進められたらうれしいです。
現在も、コツコツ勉強を続けて、一発合格目指して頑張っています♪
次回は
簿記3級を2か月で目指す!子育て主婦の挑戦記【勉強実践編①】
として、1ヵ月目の勉強の様子をまとめる予定です。
・どんな教材を選んだのか
・どんなふうに勉強を進めているのか
について具体的にご紹介します。
順調にいっている…とは言い難い部分もありますが
子育て中だからこその悩みや工夫など、リアルな簿記勉強記録としてお届けできたらと思います。お楽しみに!