こんにちは。
つい先日第二子を出産して、2歳&0歳の二児の母になりましたヨイズミかあちゃんと申します。
臨月になると「おさんってどうやって始まるの?」「もし破水したら気づける?」と不安になりますよね。
今回は、第一子の出産を振り返りながら、
- 高位破水から始まるお産ってどんな感じ?
- 病院に行くまでの流れ
- 入院〜出産までの経過
などをまとめました。
これから出産を控えている方の参考になれば嬉しいです。
基本情報(初産・週数・病院など)
- 母: 30代前半
- お産の回数: 1回目(初産)
- 週数: 39週2日
- 出産場所: 産婦人科専門の個人病院
- 分娩方法: 経膣分娩(普通分娩)
早朝に気づいた高位破水
え?おもらし?
日曜の朝5:50。予定日まではあと5日。
前日の健診では「子宮口は1〜2センチ、まだかな」と言われていたので、このときはお産が始まるなんて思っていませんでした。
でも、トイレに行くとパンツが少し濡れてる……おもらし?破水?
便器を見ると、うっすら血の混じったおりもののようなものも。
破水ってもっとドバッと出るイメージじゃない?
とりあえずスマホで「破水 おもらし 違い」などと検索しながら、何度もトイレへ。
「濡れてるよね…でもこれで電話していいのかな?」
「胎動は感じるし、赤ちゃんは大丈夫そう…?」
そうやってそわそわしながら30分ほど様子をみました。
なぜか電話する勇気が湧かなかった
ソワソワしながら30分くらい経ったころ。
6:30ごろ、あたたかいものが出た感触がしてトイレへ。
ティッシュを見ると、どろっとしたおりものに血が混ざっていました。
「これはきっとおしるしってやつだ!」
でも、まだ大量に水が出る感じはないし、胎動もあるし大丈夫かな…。
とりあえず7:00くらいになったら電話してみよう、と決めました。
なんか「電話する前に、入院バッグをもう一度チェックして、準備を完璧にしてからかけなきゃ」って思っちゃって…。
今思えば、もっと早く相談してよかったんですけどね(笑)。
7:00になって主人が起きてきたので、すぐに状況を説明。
「念のため病院に電話してみるね」と伝えて、やっと電話をかけました。
病院に電話〜入院までの流れ
病院に電話し、
- パンツが濡れていた(破水かも?)
- 血の混じったどろっとしたおりもの(おしるし?)
などを伝えると、「来てください」と言われました。
自宅から病院までは車で30分。
朝ごはんを食べていなかったので、途中のコンビニでおにぎりを買ってもらいました。
このとき、たまにお腹が張ったり痛んだり。でもまだ不定期。
8:00ごろ病院に到着。診察の結果、
- やっぱり破水していた
- 子宮口は2cm
で、そのまま入院が決定!
破水しているので退院はできず、あとは陣痛を待つことに。
ちなみに破水中は尿検査の尿を管で取られて、「出してないのに出てる!」と人体の不思議を感じました(笑)。
入院〜陣痛が来るまで
入院が決まり、まずは陣痛室へ。
病院で用意されたパジャマに着替え、産褥パンツに履き替えます。(下着はなし)
この時点では陣痛は15〜20分間隔くらい。
「これが陣痛?でもまだ耐えられる痛みだな」と思いながら、
- スマホで経過をメモ
- フリマアプリの出品を一時停止(産休中に出品してた!)
- 図書館で借りた育児エッセイを読む
などして過ごしていました。(今思うとまだまだ余裕がありました)
▼この時読んでいた本はこちらの記事で紹介しています↓
産休中に読みたい!出産前におすすめの育児エッセイ5選
破水から始まるお産は、すぐに入院になることが多いので、陣痛が本格的になるまで暇つぶしグッズがあると安心です。
トイレに行くたびに血の混じった羊水がパッドに出ていて、少しずつ出産に向かっているんだなと感じました。
11:30には昼食。10分間隔くらいの陣痛が来ていましたが、痛みの合間に急いでかき込みました(笑)。
陣痛10分間隔〜出産直前まで
昼食を食べる頃には、陣痛はほぼ10分間隔に。
昼過ぎには赤ちゃんの心音とお腹の張りをチェックするモニターを30〜40分ほど。
陣痛室にはテレビもあったので、本を読むのが辛くなってきてテレビをつけてみました。
でも、バラエティ番組を見ても全然集中できないほど、痛みが増してきます。
最初は「お腹が痛い」のかと思っていたけど、だんだんと腰の奥にズーーーンと響く痛みに変わってきました。
コロナ禍で母親学級もなく、どう過ごせばいいのか分からず、ただ痛みをこらえてうずくまるだけ(笑)。
15:00ごろには陣痛は5〜6分おきに。
看護師さんが「いい感じに痛みがきてるね。これからもっと強くなるよ」と声をかけてくれました。
「これでもまだ序ノ口なの!?」「もっと痛くなるなんて…」と少し不安に。
16:30の診察では子宮口が3cmほどに開いてきていて、「今日中には難しいかもしれないけど、明日には産まれそう」とのこと。
「あと7〜8時間はかかるかな」と長い戦いを覚悟しました。
いよいよ出産!分娩の様子
夕方になり、助産師さんが交代。
17:30に夕食が届いたけど、この頃にはほぼ間隔の開かない痛み!
17:32、17:36、17:39…と1分ずつくらいの陣痛が続き、痛みが引く数十秒の間にご飯をかきこむ。
でも半分くらいしか食べられず、悔しかった〜!
休む間もない痛みの中、「お腹に力入れずに体は丸めて」と言われても、上手くできず。
ナースコールを押しても声も出ないし、本当に泣きたかった。
19:30頃、立ち合い希望の夫に病院から連絡してくれて、私は分娩室へ移動。
もうこの辺りからは、何が起こっているか正直覚えていません(笑)。
ただただ絶え間ない陣痛に悶えて、大声を出しながら、看護師さんの指示に合わせて力を逃したり、いきんだり。
陣痛の合間に先生や助産師さんが準備を始めて、「あ、そろそろ生まれるんだな」と感じました。
(よく言う“降りてきた!”という感覚は私はあまりなかったです。痛すぎて…笑)
20:30ごろ、ついに誕生!
「おおぉ…やっと終わったぁ!」という安堵。
赤ちゃんもすぐ泣いてくれて、ホッとしました。
その後もお腹は痛くて、縫合前の処置や胎盤が出る感覚など、思ったより続く痛みにびっくり。
陣痛室に戻って、夫と赤ちゃんと3人で過ごした時、足が震えていて「怖かったんだな、緊張してたんだな」と実感しました。
そして、「本当に産んだのかな?もうお腹にはいないんだよね?」と、なんだか不思議でちょっと寂しい気持ちもありました。
破水か迷ったらどうする?私の体験談から伝えたいこと
私の場合、破水はドバーッと出るのではなく、「ん?おもらし?」くらいの少量から始まりました。
パンツが濡れている、出血っぽいものがつく…。
そんなときは迷わず、すぐに病院に電話で相談!
破水だったら感染リスクもあるし、違っても安心できます。
そして、破水から始まるお産は、すぐに陣痛が強まらず待ち時間が長くなることも。
私は入院後しばらく痛みが弱く、本を読んだりスマホを触ったりして過ごしました。
だからこそ、暇つぶしグッズ(本・充電器・軽食など)をバッグに入れておくのがおすすめ!
安心と備えで、少しでも落ち着いてお産に臨めますよ☺︎
まとめ
初めての出産は想像以上に不安で、想像以上に長く、、でも、あっという間でもありました。
お産は本当に人それぞれ。
私の体験談が、これから出産を迎える方の参考になれば嬉しいです☺︎